ミノキシジル

ミノキシジルで髪のボリュームは増えるのか?

髪のボリュームが気になる鏡を見ている男性

ミノキシジルデビュー前なら髪の量がどれくらい増えるのか気になりますよね?

臨床試験のデータを見ると、総毛髪数で具体的にどれくらいの変化が起きるのかハッキリと知ることができます。

この記事では、ミノキシジルを使用するなら、髪のボリュームがどれくらい増加するのか詳しくお伝えしていきます。

総毛髪数の変化

まずは信頼に足るデータから見ていただきたいと思います。

これは、大正製薬が販売している「リアップX5プラス」で行われた臨床試験の結果です。リアップは日本で最も歴史と実績のあるミノキシジル外用薬なので、それだけ蓄積されたデータも多いのは当然といえますね。

ミノキシジルで発毛効果が実感できるようになるのは毎日の継続使用を前提として最低4ヶ月、一般的には6ヶ月といわれています。リアップの臨床試験では24週間、つまり6ヶ月だけでなく、倍にあたる52週間、1年にわたる長期投与のデータが公開されています。

こちらは「総毛髪数の変化(1㎠当たり)」のグラフです。

総毛髪数の変化(1㎝2当たり) _承認申請時添付データ_

試験概要についてはこのようになっています。

試験の概要:

  • 「リアップX5プラス」の使用開始4週間ごとに毛髪数を確認
  • 使用開始後52週間(1年)まで試験を実施
  • 開始時と同じ場所の毛髪1㎠における毛髪数の変化を確認

髪の毛が生える面積は700㎠ほどといわれており、成人した日本人の平均総毛髪数はおよそ10万本となっています。

試験開始時と比べて1㎠あたり22本の増加が見られたのであれば、15,400本は髪が増えているということですね。15,000本は10万本のうち15%にあたりますから、かなりの増加量であることがわかります。

さらに特筆すべきは、使用開始2ヶ月にあたる8週間から急激に毛髪数が増加していることです。

ミノキシジルの発毛効果が出始めるのは最低4ヶ月の継続使用をした場合、と先ほど説明しましたが、臨床試験ではそれよりも早く毛髪数の増加が起き始めています。

このグラフにあるデータの各週の増加本数を4週間の時点と比較するとこのようになります。

経過週 増加数 4週間時点との比較
4週間(1ヶ月)後 1.4本
8週間(2ヶ月)後 19本 13.5倍
12週間(3ヶ月)後 23.7本 16.9倍
16週間(4ヶ月)後 22.3本 15.9倍
20週間(5ヶ月)後 21.4本 15.2倍
24週間(6ヶ月)後 21.8本 15.5倍
52週間(1年)後 21.6本 15.4倍

こうして見ると、継続使用がいかに大切かがよくわかりますね。

リアップをはじめとしたミノキシジル外用薬には、使ってみたが効果がなかった、という声もよく聞かれます。しかし、そういった結果になってしまうのは6ヶ月間の継続使用ができていなかったケースが多いのです。

頭皮トラブルなどで使用を続けることが困難になった場合、1ヶ月で使用を断念するのはやむを得ません。

しかし、こうして臨床試験のデータとして表れているのですから、継続するほどに安定した毛髪増加が見込めるのは確実です。やはりリアップの添付文書にあるように、「用法・用量を厳守」することが発毛実感への最短コースといえるでしょう。

「リアップX5プラス」の場合は1日2回、1回1mLを脱毛範囲に関係なく塗布するようにと添付文書には記載されています。

また、「使用上の注意」にも以下の記載があります。

毛髪が成長するには時間がかかります。効果がわかるようになるまで少なくとも4ヵ月間、毎日使用してください。本剤の有効性は4ヵ月使用後から認められています。

少なくとも4ヶ月間、毎日の継続使用をすること、と書かれていますね。

ただ、ここで引っかかるのが「本剤の有効性は4ヶ月使用後から認められています」という一文でしょう。先ほどのグラフを見ると、8週間後である2ヶ月使用時点でも髪の増加量は目を見張るものでした。

しかし、総毛髪量の変化と実感には開きがあるのです。

「リアップX5プラス」で行われた臨床試験では、医師の評価と被験者自身の印象も調査されています。

【医師の評価(使用52週)】 _承認申請時添付データ_

長期投与試験 被験者の印象(発毛に対する効果) _承認申請時添付データ_

それぞれ、8週間後と16週間後を比べてみるとこのようになります。

医師の評価 被験者の印象
8週間(2ヶ月)後 著明改善:0%

中等度改善:0%

軽度改善:12.2%

不変:87.8%

著明改善:0%

中等度改善:0%

軽度改善:16.3%

不変:83.7%

16週間(4ヶ月)後 著明改善:0%

中等度改善:10.4%

軽度改善:70.8%

不変:18.8%

著明改善:6.3%

中等度改善:4.2%

軽度改善:60.4%

不変:29.2%

医師と被験者のいずれも8週間の時点では不変、すなわち目で見てわかるような毛髪の成長はなかった、と80%以上の方が判断しています。ですが、16週間になると改善と不変の割合が逆転するのです。

こうしたデータからわかるように、発毛効果が表れ始めていたとしても、目で見て実感できるようになるまでには時間差があることを覚えておきましょう。

参考:

太さ40μm以上の毛髪数の変化

もうひとつ、興味深いデータをご紹介します。

こちらも「リアップX5プラス」の臨床試験結果で、毛髪の本数ではなく太さについてのデータがまとめられています。

太さ40μm以上の毛髪数の変化(1㎠当たり)太さ40μm以上の毛髪数の変化(1㎝2当たり) _承認申請時添付データ_

単位が「μm(マイクロメートル)」となっていてイメージしにくいと思いますが、1μmは0.001mmのことです。40μmならば0.04mmになります。

それに対して、日本人の髪の太さは平均0.08mmといわれています。平均0.08mmなのに臨床試験が半分の太さの0.04mmでは、「データを取るにしてはずいぶん甘いのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、平均といっても一律というわけではなく、太い髪もあれば細い髪もあります。普通の髪が0.08mmで、太い髪なら0.15mm、細い髪なら0.05mmほどなのです。つまり、日本人の平均的な髪の太さから見て細めの髪が増えたかどうか、のデータですね。

経過週 増加数 4週間時点との比較
4週間(1ヶ月)後 0.8本
8週間(2ヶ月)後 15.3本 19.1倍
12週間(3ヶ月)後 23.9本 29.8倍
16週間(4ヶ月)後 26.4本 33倍
20週間(5ヶ月)後 26.7本 33.3倍
24週間(6ヶ月)後 25.6本 32倍
52週間(1年)後 25.7本 32.1倍

毛髪の本数のデータとの違いとして、太さの場合は12週間経過後からの方が目立った増加が見られる点が挙げられます。毛髪数の増加と実感できる時期にずれがある理由には、髪が太くなってくる時期が違っていることも考えられるでしょう。

薄毛は髪の総量が減っているだけでなく、1本1本の毛髪が痩せ細ってしまっていることも大きな原因です。生えている髪の本数がまったく同じだったとしても、太い毛が多い人の方が髪の密度が高く、フサフサとした印象を与えやすいですよね。

特に、AGA(男性型脱毛症)は髪の成長サイクルに影響を及ぼします。本来、髪が長く太く育つための「成長期」が極端に短くなる症状なので、毛髪が細くなりやすいのです。

「リアップX5プラス」で毛髪の数だけでなく太さまでカバーできるという試験結果が出ているのは、これから使っていく上で非常に心強いデータといえます。

参考:

ミノキシジルと髪のボリュームまとめ

いかがだったでしょうか?

ミノキシジルを使えば、ほぼ確実に髪のボリュームが出やすくなることがわかったと思います。そのためにはやはり、定められた用法・用量を適切に守り、毎日コツコツと継続することが欠かせません。

正しく使用して薄毛を改善できるよう頑張ってくださいね。

>ミノキシジルの効果・副作用まとめ<

ミノキシジルの副作用【外用版】これを知っていれば安全に発毛可能

ミノキシジルの副作用について説明している医師

ミノキシジル外用薬は発毛や育毛を行いたい方の強い味方です。

日本皮膚科学会が策定しているAGAの診療ガイドラインでも最も推奨されている成分ですから、薄毛の治療の際にミノキシジル外用薬を第一候補として考える方は多いでしょう。

しかし、高い効果を持つからこそ、副作用とは切っても切り離せないのも事実です。

どんなに効き目があると言われても、『副作用がある』と言うだけで怖いと感じる方は少なくないと思います。

そこでこの記事では、「リアップX5プラス」や「スカルプDメディカルミノキ」などのミノキシジル外用薬を使った場合、どのような副作用が出るのか詳しく解説していきます。

今は不安があったとしても、ミノキシジル外用薬を正しく理解して使用すれば、安心して発毛に取り組めるようになるでしょう。

ミノキシジル外用薬とは

まず初めに、ミノキシジル外用薬がどのようなものか簡単に説明しておきたいと思います。

ミノキシジルという成分は、日本で唯一医学的に発毛効果が証明されている成分です。日本皮膚科学会のAGAガイドラインについて最初に触れましたが、その中でミノキシジルの外用薬は「推奨度A」で「行うよう強く勧める」となっています。

「推奨度A」は高い安全性が認められていなければ得られない評価で、対象は男性だけでなく女性も含まれていますから、男女とも安心して使用できる成分として非常に貴重だと言えるわけですね。

Point

  • ミノキシジル外用薬は日本で唯一医学的に効果が証明されている
  • AGAガイドラインで男女ともに「推奨度A」の評価を得ている
  • 副作用が少なく高い安全性が認められている

ただし、男性と女性とでは推奨される配合量が異なり、男性は5%、女性は1%とされています。そのため、ミノキシジル外用薬は男女別々でミノキシジルの配合量が違う製品が販売されています。

ミノキシジル外用薬で有名な製品だと、大正製薬から販売されている「リアップ」シリーズや、アンファーの「スカルプD メディカルミノキ」などがありますが、たとえば、「リアップX5プラス」の場合だと「壮年性脱毛症における男性用発毛剤」という位置づけになっています。

添付文書には女性は使用してはならないと記載があるため、女性は「リアップリジェンヌ」という女性用の製品を使用するよう勧められています。

性別によって推奨される配合量が異なっている事実は、女性が男性用の「リアップ」を使った場合に副作用が出る危険性が高くなるということでもあります。

このことから、副作用が出る確率を下げるためにも、性別に合った配合量の製品を選ぶことが重要であることがお分かりいただけると思います。

参考:

ミノキシジル外用薬は「第一類医薬品」に分類されている

「リアップ」などのミノキシジル外用薬を購入する際には必ず薬剤師から説明を受けなければいけません。

これは「リアップ」をはじめとしたミノキシジル外用薬が「第一類医薬品」に分類されているためです。「第一類医薬品」とは、一般用医薬品の中で使用実績が少ないもの、副作用や飲み合わせなどで安全性に注意が必要なものです。

つまり、副作用に対する正確な知識を持って発毛に取り組むべきだと厚生労働省が判断しているということなんですね。

Point

  • ミノキシジル外用薬は「第一類医薬品」に分類される

副作用等が懸念されるため、「第一類医薬品」は薬剤師から「薬の安全性に関した情報提供」を受けることが義務付けられています。

そのため、ドラッグストアで購入する場合は、店舗で薬剤師から効果や効能、使用上の注意、副作用などの説明を聞く必要があります。通販でも同様に薬剤師とメールのやり取りをして、返信を行わなければ商品が送られてこないよう徹底されています。

「第一類医薬品」とは?

  • 一般用医薬品の中で使用実績が少ないもの
  • 副作用や飲み合わせなどで安全性に注意が必要なもの
  • 薬剤師から効果や副作用について説明を受けなければ購入できないもの

このように厳重な管理体制が整えられているのは副作用を起こしたくないからこそですよね?

でも言い換えれば、薬剤師からしっかりと説明を聞き、効果や副作用について理解した上で使用すれば問題はないとも言えるのではないでしょうか。

つまり、どんな副作用があるのか、どう対処すれば良いのかを知っておくことが一番大切だというわけです。

ミノキシジル外用薬の副作用一覧

では、まずミノキシジル外用薬にどんな副作用があるのかを一覧にしてまとめておきましょう。

ミノキシジル外用薬の副作用

  • 頭皮の発疹・発赤
  • かゆみ
  • かぶれ
  • ふけ
  • 使用部位の熱感
  • 頭痛
  • 気が遠くなる
  • めまい
  • 胸の痛み
  • 心拍が速くなる
  • 原因のわからない急激な体重増加
  • 手足のむくみ

頭皮の発疹やかゆみ、かぶれといった症状はそこまで驚くものではないかもしれませんね。

頭皮に塗る外用薬ですから、どうしても皮膚に副作用が発生する可能性は捨てきれません。ふけや使用部位の熱感についても、あらかじめ副作用として起こるかもしれない、とわかっていればそんなに焦ることはないでしょう。

しかし…頭痛めまいなどの副作用はどうでしょうか?

中には胸の痛み心拍が速くなるなど、思わず恐ろしく感じてしまう症状まで含まれています。なぜミノキシジル外用薬を使うとこうした症状が出る恐れがあるのか、という原因についても気になってしまいますよね。

ミノキシジル外用薬は頭皮に塗るものですから、本来なら胸の痛みとは無縁のものに感じやすいかもしれません。

ですので、ひとつひとつの副作用について詳しく解説する前に、なぜ『胸の痛み』や『心拍が速くなる』といった副作用が添付文書に記載されているのかをお伝えしておこうと思います。

ミノキシジルは「降圧剤」として開発された薬

前述してきたとおり、ミノキシジルは「発毛効果のある成分」として広く知られています。

ですが、ミノキシジルは実のところ、もともと発毛や育毛を目的として開発されたものではありませんでした。アメリカのアップジョン社で最初に開発された時、ミノキシジルは「ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤」という薬だったのです。

つまり、血管を拡げて血圧を下げる、いわゆる「降圧剤」です。ミノキシジルが開発された本来の目的は、高血圧の治療だったんですね。

Point

  • ミノキシジルは「血圧を下げる薬」として開発された

その後、「ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤」の臨床試験を行っていたら、ある副作用が見つかったわけです。

その時見つかった副作用こそがズバリ、発毛作用です。

高血圧治療でミノキシジルを投与された壮年男性の髪が思いもよらずフサフサになったという結果が出たんですね。こうした結果を受けて、ミノキシジルを発毛成分として研究するようになったというわけです。

今でこそ、ミノキシジルは発毛剤の成分として広く認知されています。

しかし、最初は血圧を下げるための薬だったという事実は、ミノキシジル外用薬を使用した際に発生する様々な副作用を理解するにあたって大きなターニングポイントとなるのではないでしょうか?

なぜなら、多くの副作用の中にはミノキシジルの血圧を下げる本来の作用と密接な関係があるからです。

この部分がわかっているだけでも、ミノキシジル外用薬の副作用に対する見方はずいぶん変わってくるはずです。

ミノキシジル外用薬の副作用による死亡例

では、気になる具体的な副作用についてですが、最初に一番深刻な『死亡例』について触れておきます。

「えっ、死んでしまった人がいるの?」

と驚かれるかもしれませんが、とは言え、ミノキシジル外用薬の副作用で死に至る可能性は限りなく低いです。現在使用中の方であれ、使用を検討している方であれ、落ち着いて読み進めていただければと思います。

Point

  • ミノキシジル外用薬を使用していて副作用で死亡する確率はほぼない

ネットでミノキシジルについて調べていると、「ミノキシジルは副作用で死んだ人がいるから危険だ!」と書いている記事を目にすることがあるかもしれませんが、これは1999年の報道が関係してきます。

その報道によると「一般用医薬品の副作用と疑われる死亡例が、過去3年間に10例、厚生労働省に報告されていた。うち3例がミノキシジル製剤を使用していた方だった」ということです。

簡単にまとめると、過去3年間に薬の副作用で亡くなったと思われる10人のうち3人がミノキシジル製剤を使用していた、という内容ですね。

しかし、これだけではミノキシジル外用薬である「リアップ」との明確な関連性は証明できません。

ですが、ミノキシジルはもともと高血圧治療のために開発された降圧剤です。このことから、血圧を下げる薬ならば循環器である心臓にも副作用を及ぼす可能性があるのではないか?と憶測が流れてしまったのです。

とは言え、報道で騒がれたミノキシジル外用薬と心臓への副作用の関連性は厚生労働省によって明確に否定されています。

厚生労働省はアメリカで行われた20,000例の疫学調査結果やミノキシジルの経皮吸収率から、心臓をはじめとする循環器系の副作用との関連性を疑うことはむしろ難しい、と結論づけています。

Point

  • ミノキシジルと死亡例との関連性は厚生労働省が否定している

また、「リアップ」の販売元である大正製薬のホームページを見ると、「リアップに関するマスコミ報道について」というページがあります。

ここでも厚生労働省からの発表の他に、1999年の報道から2003年まで3年間重篤な副作用の報告はなかった、と明記されています。仮に2018年の現在までに心臓に関わる重篤な副作用が多発していたなら、ニュースにならないはずがありませんよね。

Point

  • 報道以後はミノキシジル外用薬による重篤な副作用は報告されていない

1999年の発売から2018年まで、長年にわたって多くの方に愛用され続けているという事実こそが、ミノキシジル外用薬に死に至るような副作用がない証拠と言えるわけです。

参考:

ミノキシジル外用薬の副作用で頭痛が起こる可能性

ミノキシジル外用薬と死亡例との関連性が極めて低いことはわかっていただけたかと思います。

ただ、外用薬とはいえ、この血圧を下げる作用が身体に様々な影響を及ぼす可能性は否定しきれません。

たとえば、ミノキシジル外用薬の副作用一覧の中にあった『頭痛』は血圧低下作用によるものと考えられています。

ミノキシジルは血管を拡げて血液を通りやすくし、血圧を下げます。すると心臓は拡がった血管に十分な血液を送り出そうとしますから、血圧が下がって脳への血流が不足すると頭痛が引き起こされることがあります。

しかし、意外?なことに、今のところはミノキシジル外用薬の使用で血圧が下がったとする論文報告は出ていません

Point

  • ミノキシジル外用薬を使用して血圧が下がった例は確認されていない

あくまでも「可能性がある」程度の話で、普通に使用していれば副作用として頭痛が起こる確率はかなり低いと言っていいでしょう。もし頭痛が起こったとしても、ミノキシジル外用薬ではなく生活習慣や姿勢の変化など他の要因が絡んでいる可能性も大いにあります。

その場合は医師に相談するなどして、何が原因なのかよく見極めて対処するようにしましょう。以下に、ミノキシジルを処方している専門クリニックを紹介しておきますね。

【ミノキシジル取扱い病院】
 病院名 場所 プロペシア
1ヶ月分料金
ミノキシジル外用
1ヶ月分料金
AGAスキンクリニック 全国 初回4200円 14000円〜
7000円
AGAヘアクリニック 秋葉原 7500円 13000円〜
湘南美容クリニック 全国 初回4200円 5832円〜
6500円
ヘアメディカル 東京・大阪・名古屋・福岡 6500円 約15000円〜
イースト駅前クリニック 全国13院 5950円 5500円〜

※ 価格は変動するため最終確認はご自身でお願い致します。
※ 全て税込表示。イースト駅前クリニックは新宿院の値段。

参考:

ミノキシジル外用薬の副作用で動悸が起こる可能性

ミノキシジル外用薬の副作用には、『心拍が速くなる』ことも含まれています。

心拍数の増加や動悸については、ミノキシジル外用薬の使用で発症したという報告が実際に存在します。これらの症状も血圧の低下によるもので、心臓が拡張された血管に多くの血液を送り出そうとすることで動悸を感じたり心拍が速くなる場合があります。

「リアップ」の添付文書を見ても、心臓や腎臓に影響が出る可能性がある、とされているため、心臓や腎臓に障害を持っている方は特に注意が必要です。

心臓に持病がある方は必ず使用に医師に確認するようにしましょう。

事前に医師に相談すべき人

  • 心臓に持病がある方
  • 腎臓に持病がある方

また、使用中に心拍数の増加や動悸を感じたなら、すぐに使用を中断して医師に相談することも大切です。

参考:

ミノキシジル外用薬の副作用でむくみや急激な体重増加が起こる可能性

『むくみ』もミノキシジル外用薬で出る可能性のある副作用のひとつです。

これも血圧を下げる効果と関係があり、ミノキシジルの作用で血管が拡がることで血流が弱くなるため、血液で運ばれる細胞内の余分な水分や老廃物がスムーズに排出されにくくなってしまうのです。

その結果、溜まった余分な水分や老廃物が『むくみ』の原因となって現れるわけです。

「リアップ」の添付文書には「むくみを増強させる可能性が考えられる」という記載があり、もともとむくみがある方は事前に医師や薬剤師に相談することが勧められています。

ただ、普段からむくみが出ない方であれば、副作用でむくみが出る可能性は低いと考えられます。

Point

  • むくみに悩んでいる方は注意が必要
  • むくみがない方が発症する可能性は低い

特に注意しなければならないのは、むくみが心臓や腎臓の機能低下で表れるケースもあるということです。やはり心臓などに持病を持っている方は医師に確認しておいた方が安心でしょう。

心不全や腎不全を発症して、その症状のひとつとしてむくみが出ている可能性も考えられます。もしミノキシジル外用薬を使っていてむくんでいる、急激な体重増加をしていると感じたならすぐに医師に相談するようにしましょう。

事前に医師に相談すべき人

  • むくみがある方
  • 心臓に持病がある方
【ミノキシジル取扱い病院】
 病院名 場所 プロペシア
1ヶ月分料金
ミノキシジル外用
1ヶ月分料金
AGAスキンクリニック 全国 初回4200円 14000円〜
7000円
AGAヘアクリニック 秋葉原 7500円 13000円〜
湘南美容クリニック 全国 初回4200円 5832円〜
6500円
ヘアメディカル 東京・大阪・名古屋・福岡 6500円 約15000円〜
イースト駅前クリニック 全国13院 5950円 5500円〜

※ 価格は変動するため最終確認はご自身でお願い致します。
※ 全て税込表示。イースト駅前クリニックは新宿院の値段です。

参考:

ミノキシジル外用薬の副作用で白髪になる可能性

ミノキシジル外用薬の副作用一覧には含まれていませんが、「ミノキシジル外用薬を使ったら白髪が増えた」という体験談も見かけることがありますね。

ただ、白髪については「リアップ」の添付文書を見ても記載は一切なく、日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインでも全く触れられていません。AGA診療ガイドラインに掲載されている主な副作用は、「発疹、かぶれ、かゆみ、皮膚が赤くなる」といった皮膚トラブルです。

白髪が増える原因として考えられるのは、主に加齢による色素細胞の衰えです。色素細胞は髪の毛を黒くするメラニン色素を作り出しますから、加齢で働きが弱くなれば髪も白くなっていきます。

対して、「リアップ」などでミノキシジルの効果として挙げられているものに色素細胞に関わるものはありません。

ミノキシジルの効果:

  • 髪の毛の成長因子の産生を促進する
  • 髪の毛の周辺組織の血流を改善する
  • 髪の毛の基となる細胞の減少を抑制する

こうして見ると、むしろ白髪を防ぐような印象を受けるのではないでしょうか。

医学的にはミノキシジルと白髪の関係性については証明されておらず、白髪の改善にミノキシジル外用薬が有用かはわかりません。いずれにしても、「ミノキシジル外用薬を使うと白髪が増える」可能性は極めて低いと言えるでしょう。

もしミノキシジル外用薬を使い出してから白髪が増えた、と感じても頭痛同様、他の要因が関係していることも考えられます。

遺伝的な要因や精神的なストレスが原因となっている場合、いわゆる「若白髪」のように10〜20代でも白髪になる可能性があります。早めに医師に相談して、白髪の原因を知ってから適切な対処を取ってください。

参考:

ミノキシジル外用薬の副作用で妊娠や出産に影響する可能性

すでにお話しした通り、ミノキシジル外用薬は男性と女性で推奨されるミノキシジルの配合量が異なっています。男性は5%、女性なら1%までです。

そのため、女性はまずミノキシジル外用薬を選ぶ際に「リアップリジェンヌ」など女性専用の製品を選ぶ必要があります。添付文書の記述も男性用と女性用でやや異なったものになっているため、十分に気をつけてください。

男性用の「リアップX5」の添付文書には、妊娠中の女性に関する記述はありません。しかし、女性用の「リアップリジェンヌ」を見ると女性用のミノキシジル外用薬であっても妊娠中・授乳中には使用しないようにと記述されています。

妊娠・授乳中の女性は使用してはいけない:

  • 妊娠中の女性、授乳中の女性の使用は安全性が十分に確認されていない
  • ミノキシジルが母乳に含まれることがある

妊娠中の女性や授乳中の女性が使用した場合の安全性がまだ十分に確認されていないことと、ミノキシジルの成分が母乳に含まれる可能性があることがその理由です。

男性用の「リアップX5プラス」に妊娠中の女性や授乳中の女性に関する記述がなかったとしても、家族が使用している製品を借りる、といったことなどもしないよう注意しましょう。男性用の「リアップ」はそもそも女性が使用すべきでないとされています。

また、ミノキシジルには外用薬の他に「ミノキシジルタブレット」のような内服薬があります。内服薬の方が外用薬より副作用が強いと考えられていますが、妊娠中の女性がミノキシジル内服薬を服用した場合、胎児の生殖器の形成に影響を及ぼすこともあるようです。

女性のミノキシジル内服薬使用は推奨されていない:

  • 女性がミノキシジル内服薬を使用すると胎児に影響を及ぼす可能性がある

ミノキシジル外用薬であっても、ミノキシジルが母乳に含まれる可能性が示されている以上は内服薬に記載の副作用も楽観視すべきではないでしょう。

冒頭でも触れましたように、ミノキシジル外用薬はAGA診療ガイドラインで男女ともに最も推奨される治療薬です。

発毛・育毛に効果があるとされる薬の中には、フィナステリドやデュタステリドのように性欲減退や勃起不全などの副作用が報告されているものもありますが、ミノキシジル外用薬に関してはこうした副作用はないといわれています。

しかし、生殖機能に直接の影響が認められなくても、妊娠中の女性や授乳中の女性への安全性が十分に確認されていない、ということは覚えておかなければいけません。

これから子供が欲しいと考えている方も、「リアップ」などのミノキシジル外用薬は長期間にわたって使用することで発毛を促すものです。発毛に取り組んでいる最中に妊娠する可能性もあるので、使用を開始する前に子作りを考えていることを医師に相談しておくのは賢明でしょう。

参考:

ミノキシジル外用薬が合わない方は「アデノシン」も選択肢に

これまでに述べたミノキシジル外用薬の副作用は、いずれも命に関わるような重篤な症状ではありません。しかし、副作用がひどいようであればミノキシジルが身体に合っていない可能性もあります。

その場合に最も大切なのは、どんなケースでも副作用が出たらすぐに使用を中止して医師の判断を仰ぐことです。自己判断で使用を続けても症状が悪化する可能性がありますし、悪化し過ぎて他の治療手段もなくなってしまうなら本末転倒です。

Point

  • 副作用が出たらすぐに使用を中止して医師に相談する
  • 副作用を無視して使い続けるとAGAの治療そのものができなくなる可能性もある

幸いなことに、日本皮膚科学会が策定しているAGA診療ガイドラインにはミノキシジル外用薬の他にも様々な発毛成分がまとめられています。

ミノキシジル外用薬が合わなかったからといって発毛・育毛を諦めるのではなく、他の有用成分を配合した製品に頼ってみる価値は大いにあります。

中でも特に注目したいのが「アデノシン」という成分です。

アデノシンは2017年に発表された最新のAGA診療ガイドラインでミノキシジル外用薬に次ぐ「推奨度B」、「行うよう勧める」の評価を受けました。アデノシンの研究論文ではAGA患者の改善効果だけでなく、ミノキシジルと同等の有用性まで示唆されています。

アデノシン:

  • AGA診療ガイドラインで推奨度Bの評価を得ている
  • ミノキシジルと同等の有用性があると考えられている

アデノシンを配合している製品には資生堂から販売されている「アデノゲン」があります。

資生堂によると、アデノシンには発毛促進因子の産生促進、毛根の成長期延長、血行促進などの効果があるとなっています。これらはミノキシジルの効果と見比べても遜色がなく、おおよそ似通っていることがわかります。

ミノキシジルとアデノシンの作用比較:

ミノキシジル

  • 髪の毛の成長因子の産生を促進する
  • 髪の毛の周辺組織の血流を改善する
  • 髪の毛の基となる細胞の減少を抑制する

アデノシン

  • 血行促進で抜け毛を予防
  • 発毛促進因子を産生して発毛を促進
  • 毛根の成長期を延ばし髪を長く太く育てる

また、アデノシンはもともと体内のいたるところに存在している物質なため、副作用の少なさと高い安全性についても注目されているんですね。

アデノシンのようにミノキシジル以外にも試すことのできる育毛方法は幾つも存在します。万が一、ミノキシジルで副作用が出たなら医師に相談して原因を特定し、自分に合った発毛への取り組みを探していきましょう。

ミノキシジルM字ハゲ治療症例

[治療内容]ヘアメディカルの発毛治療症例
[治療費用]15000〜32,000円以内(税別)
[副作用]頭皮のかゆみ、性欲減退、肝機能障害などの可能性
【ミノキシジル取扱い病院】
 病院名 場所 プロペシア
1ヶ月分料金
ミノキシジル外用
1ヶ月分料金
AGAスキンクリニック 全国 初回4200円 14000円〜
7000円
AGAヘアクリニック 秋葉原 7500円 13000円〜
湘南美容クリニック 全国 初回4200円 5832円
6500円
ヘアメディカル 東京・大阪・名古屋・福岡 6500円 約15000円〜
イースト駅前クリニック 全国13院 5950円 5500円〜

※ 価格は変動するため最終確認はご自身でお願い致します。
※ 全て税込表示。イースト駅前クリニックは新宿院の値段です。

>ミノキシジルの効果・副作用まとめ<

ミノキシジル内服薬の副作用についてわかりやすく解説

ミノタブ副作用について心配している男女

薄毛に悩む男性・女性の強い味方「ミノキシジル発毛剤」には外用薬内服薬があります。

外用薬の「リアップ」や「スカルプD」などは皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれませんね。CMでも頻繁に目にしますし、薬局でも購入することができます。

しかし一方の内服薬「ミノキシジルタブレット」、通称「ミノタブ」と呼ばれる錠剤はあまり身近な存在ではないかもしれません。

その上、調べてみると「重篤な副作用」という記載があって驚いてしまった、という方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではミノキシジルタブレットを服用した場合に出る可能性がある副作用について詳しく説明していきます。

安心してミノキシジルをAGA治療に役立てる面でどうぞお役立てください。

ミノキシジルタブレットで出る可能性のある副作用

まず、ミノキシジルタブレットを服用した場合の副作用候補をひととおり見ていきましょう。

以下はファイザー社から販売されているミノキシジル内服薬「ロニテン」の添付文書に記載されている副作用と、「ミノキシジルタブレット」を治療法として挙げているAGAクリニックから集めた内容です。

ミノキシジル内服薬の副作用:

  • 心拍数の増加や狭心症、動悸、不整脈、心不全
  • 心膜炎や心タンポナーデ
  • 息切れや呼吸困難
  • めまいや失神
  • むくみ、急激な体重増加
  • 吐き気、腹痛
  • 皮膚の発疹
  • 多毛症

参考:
LONITEN- minoxidil tablet  Pharmacia and Upjohn Company LLC
PRODUCT MONOGRAPH PrLONITEN® (Minoxidil Tablets USP)
AGA治療の副作用と治療薬について|AGA・薄毛治療の【聖心毛髪再生外来】

ミノキシジル内服薬である「ミノキシジルタブレット」では、外用薬の「リアップ」や「スカルプD」と副作用の出方が多少異なります。

「リアップ」の添付文書に記載されている副作用についてはこのようになっています。

ミノキシジル外用薬の副作用:

  • 頭皮の発疹・発赤
  • かゆみ
  • かぶれ
  • ふけ
  • 使用部位の熱感
  • 頭痛
  • 気が遠くなる
  • めまい
  • 胸の痛み
  • 心拍が速くなる
  • 原因のわからない急激な体重増加
  • 手足のむくみ

参考:
リアップX5プラス|大正製薬株式会社

見比べてみると、内服薬の方が心臓などに影響が強く、外用薬の方は肌に表れる影響が強いことがわかりますね。

かゆみやかぶれ、ふけ、使用部位の熱感などは内服薬である「ミノキシジルタブレット」に表れないことは当然といえます。

しかし、気になるのは内服薬の副作用に心拍数の増加や狭心症、心不全、さらには呼吸困難や失神、といった症状が含まれていることです。

内服薬と外用薬の副作用の違い:

  • 内服薬 ・・・ 心不全、呼吸困難、失神など
  • 外用薬 ・・・ かゆみ、かぶれ、フケなど

いくら効果が高くても、重篤な副作用が出る可能性があるのでは安心して使うことはできません。

特に、心臓に副作用、と聞くと恐怖を感じる方が多いのではないでしょうか。心臓なんてどうしても命に関わるような事態を思い浮かべてしまいますよね。

それでも、「ミノキシジルタブレット」の発毛・育毛効果が高いことは確かです。薄毛に深刻な悩みを抱えているほど、切実に使いたい、と思っている方も多いはず。

そんな方が正しい知識で使用するかどうかを判断できるように、「ミノキシジルタブレット」の副作用について詳しく説明していきます。

ミノキシジルタブレットの副作用の症状と確率

それでは、「ミノキシジルタブレット」の中でも代表的な「ロニテン」の添付文書を元に副作用の症状を見ていきましょう。

詳しくは後で触れますが、「ミノキシジルタブレット」はもともと降圧剤として開発された、心臓病の方や高血圧の方向けの血管拡張薬です。

ミノキシジルの血管拡張作用

そのため、副作用にも血圧に関係するものや、心臓に影響するものが多くなっています。

心拍数の増加や狭心症、動悸、不整脈、心不全

「ロニテン」などの「ミノキシジルタブレット」は、もともと血圧を下げる降圧剤として開発されたことは前述させていただきましたね。

降圧剤は血管を拡げることで血圧を下げるので、血液を送り出す心臓は拡張された血管に十分な血液を送り出そうとします。

より多くの血液を送り出そうとすれば、それだけ心臓にかかる負担は大きくなります。そのため、狭心症や動悸、不整脈、心不全などを引き起こす可能性が考えられています。

心タンポナーデ

「ミノキシジルタブレット」の副作用として、心タンポナーデという症状も挙げられます。

この症状は心臓の周りを囲んでいる心嚢という袋の液が増加し、心臓が動きにくくなるものです。

心タンポナーデ出典:https://www.saiseikai.or.jp/

心タンポナーデの副作用は腎機能に障害を持つ患者のうち3%で確認されており、心膜疾患の可能性がある方は事前に心エコー検査を実施することが推奨されています。

腎臓や心臓に持病がある方は事前にしっかりと医師に相談しておきましょう。

息切れや呼吸困難

心臓に関係する副作用として動悸や心不全を挙げましたが、これらの症状の中に息切れや呼吸困難も存在します。

ミノキシジルには血圧を下げる作用があるため、低血圧になることで息切れが起こりやすくなります。

特に、心不全は心臓の機能が低下して血液をうまく送り出せなくなっている状態です。心不全が悪化すれば少し動くだけでも呼吸が苦しくなったりするケースも出てきます。

「ミノキシジルタブレット」を使い始めてからなんだか息切れしやすくなった、という場合は医師に相談するようにしてください。

めまいや失神

血圧の低下により、めまいも起こる可能性があります。

血圧が低くなり過ぎると脳への血流量が減り、脳が酸欠状態になってしまいます。脳が酸欠状態だと平衡中枢が不安定になり、めまいを起こしやすくなるわけです。

失神は短時間の血圧低下によって心臓から脳へと送る血液の量が少なくなり、脳全体が酸素不足になることで意識を失う症状です。

めまい、失神のいずれもミノキシジルの血圧を下げる作用によって起こる可能性のある副作用ということですね。

むくみ、急激な体重増加

「ミノキシジルタブレット」の作用で血管が拡がると、血流は弱くなります。

すると、細胞の余分な水分や老廃物がスムーズに排出されにくくなり、むくみの原因となってしまうことがあります。

また、むくみは腎臓や心臓の機能低下で表れることもあります。その場合、むくみが腎不全や心不全の症状である可能性も考えられるため、軽視はできません。

「ミノキシジルタブレット」を飲み始めてむくみや急激な体重の増加を感じた時はすぐに医師に相談しましょう。

頭痛、吐き気

低血圧の症状として、頭痛や吐き気があります。

これらの症状も、血圧が下がって血流が不足することで起こるものです。

脳への血流が不足すると頭痛が引き起こされますし、胃腸への血流が不足した場合は胃もたれや吐き気の原因にもなります。

皮膚の発疹

ミノキシジルタブレットの副作用で、過敏症として皮膚の発疹が現れることがあります。

発疹は「ミノキシジルタブレット」に含まれる成分に対するアレルギー症状と考えられており、食べ物と食べ合わせとの関係も考えられています。

可能性はごく低く、1%未満とされているのですが、もし発疹が出たらすぐに使用を中止して医師に相談しましょう。

発疹を無視して服用を続けてしまうと発疹が悪化したり、スティーヴンス・ジョンション病などのさらに重篤な病気にかかるリスクを上げる原因にもなりかねません。

多毛症

「ミノキシジルタブレット」の「副作用」として多毛症があることを意外に思う方もいるかもしれませんね。

先にもお話ししたように「ミノキシジルタブレット」は本来は血圧を下げるために使用する降圧剤です。

たまたま、副作用として発毛・育毛効果が発見されたことから発毛・育毛剤としても注目されるようになったという経緯があります。

なので、ここで挙げている「多毛症」は副作用として記載はされているものの、薄毛に悩む方にとっては本来の目的に近い症状といえます。

その効果は非常に高く、「ロニテン」の添付文書を見ると服用した方のうち10人中8人、実に80%以上の方に症状が表れたとされています。

Point

  • 「ロニテン」の使用で80%以上の方に増毛等の効果が見られた

症状が出たのは「ロニテン」による治療の開始から3~6週間後で、髪や眉毛の間、背中、腕、脚などに体毛の増加や色が濃くなるといった症状が見られたそうです。

ただし、「ミノキシジルタブレット」による育毛・発毛効果は永久的、もしくは恒久的なものではありません。

「ロニテン」の添付文書を見ると、副作用によって増えた毛は「ロニテン」の使用をやめてから1~6ヶ月以内にはおさまっていくとされています。

The extra hair is not permanent, it disappears within 1 to 6 months of stopping LONITEN.

参考:

LONITEN- minoxidil tablet  Pharmacia and Upjohn Company LLC
PRODUCT MONOGRAPH PrLONITEN® (Minoxidil Tablets USP)

「ミノキシジルタブレット」を使用するには

「ロニテン」の添付文書から「ミノキシジルタブレット」、通称「ミノタブ」と呼ばれるミノキシジル内服薬の副作用について見てきました。

これまでに見てきた副作用の種類や症状からわかるように、「ミノキシジルタブレット」は心臓をはじめとして身体に重篤な副作用をもたらす可能性があります。

そのため、服用することで発生する副作用の危険性の高さから日本では「ミノキシジルタブレット」の製造販売が認可されていない状況です。

Point

  • 「ミノキシジルタブレット」は国内での製造販売が禁止されている

つまり、国内の薬局やドラッグストアで「ミノキシジルタブレット」を購入することはできない、ということなんですね。

それではどうやって「ミノキシジルタブレット」を使用するのかというと、日本国内では条件を満たした範囲内での医師による処方は可能となっています。AGA治療を扱っているクリニックが海外から「ミノキシジルタブレット」を輸入し、医師が診断後に適切であると判断した場合には処方してもらうことができるようになっています。

「ミノキシジルタブレット」を使用する時の注意点

ただし、何度も指摘していますように「ミノキシジルタブレット」は本来、発毛・育毛効果を目的として作られた薬ではありません。

もともとは血管を拡げて血圧を下げる「降圧剤」であり、アメリカのアップジョン社で「ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤」として開発されました。

多毛症の項目で触れたように80%以上の方に体毛増加などの効果が見られたという結果もあることは確かです。しかし、こうした発毛・育毛効果はあくまでも副作用であって本来意図した作用ではないんですね。

そのため、「ロニテン」の添付文書にもしっかりと以下の記述があります。

11. Unapproved Use

Use of LONITEN Tablets, in any formulation, to promote hair growth is not an approved indication.

英語なのでわかりにくいですが、簡単にいうと「ロニテン錠は育毛促進のための使用は承認されていない」ということです。

「ミノキシジルタブレット」を製造・販売している会社が「ロニテン」は発毛・育毛のために使用する薬ではない、と明言しているんですね。

薄毛改善を目的として「ミノキシジルタブレット」を使用したい場合、そもそも「ミノキシジルタブレット」が育毛・発毛効果を得るために開発されたものではないこと、日本国内では副作用の危険性から製造販売が許可されていないことをよく確認しておきましょう。

本来の目的と異なる使い方をして副作用が出てしまう可能性は見過ごせないはずです。

参考:

LONITEN- minoxidil tablet  Pharmacia and Upjohn Company LLC

「ミノキシジルタブレット」を安全に使用するために

先ほども説明した通り、「ミノキシジルタブレット」は医師の処方があれば日本でも使用することが可能です。

個人輸入も不可能ではないですが、様々な副作用が発生する可能性があること、特に心臓に重篤な副作用が出る可能性があるため、個人で購入して使用することはおすすめできません。

心臓に持病がある方、治療中の方は動脈圧の低下で心筋への血流がさらに制限される可能性があるため、必ず使用前に医師に相談してください。

腎臓に持病があったり、透析中の方も投与量を少なくする必要があります。でないと、腎不全がさらに悪化したり、心不全の発症につながる危険性があります。

また、妊娠中の女性や授乳中の女性が使用することも推奨されていません。これは乳児がミノキシジルを吸収することで副作用が発生し、子供の健康や発育に悪い影響を与える可能性があるためです。

使用時に注意が必要な方:

  • 心臓に持病がある・治療中の方
  • 腎臓に持病がある・治療中・透析中の方
  • 妊娠中の女性・授乳中の女性

適切な服用量は人によって異なり、自分だけで判断してしまうと思わぬ事故にもつながりかねません。副作用のある薬だからこそ、慎重に行動しましょう。

「ミノキシジルタブレット」で育毛・発毛を行いたい方は、安全に薄毛治療を行うためにも必ず専門のAGAクリニックで相談をして処方してもらってください。

【ミノキシジル取扱い病院】
 病院名 場所 プロペシア
1ヶ月分料金
ミノキシジル
1ヶ月分料金
AGAスキンクリニック 全国 初回4200円 14000円〜
(フィナステリド含)
7000円
AGAヘアクリニック 秋葉原 7500円 10000円〜
湘南美容クリニック 全国 初回4200円 12800円〜
(サプリ・フィナステリド含)
6500円
ヘアメディカル 東京・大阪・名古屋・福岡 6500円 27000円〜
(サプリ・フィナステリド含)
イースト駅前クリニック 全国13院 5950円 8200円〜

※ 価格は変動するため最終確認はご自身でお願い致します。
※ 全て税込表示。イースト駅前クリニックは新宿院の値段です。

日本のガイドラインでは外用薬が推奨されている

そして覚えておかなければならないのが、日本皮膚科学会が策定したAGAの診療ガイドラインではミノキシジルを外用薬として使うか、内服薬として使うかで推奨度が大きく異なっているということです。

「リアップ」や「スカルプD」などのミノキシジル外用薬は、AGAガイドラインで「推奨度A」の「行うよう強く勧める」の評価です。

しかし、その一方でミノキシジル内服薬は「推奨度D」。「行うべきでない」に分類されているんですね。

ミノキシジルの推奨度:

  • 外用薬(「リアップ」など) ・・・ 推奨度A:行うよう強く勧める
  • 内服薬(「ミノキシジルタブレット」) ・・・ 推奨度D:行うべきでない

外用薬よりも内服薬の方が効果が出やすい、効きやすい、という意見も目にします。しかし、副作用に関してはミノキシジル外用薬の方が安全性は高いと言えますし、内服薬よりも外用薬が推奨されている、ということは覚えておいて損はないでしょう。

どうしてもミノキシジル内服薬で治療を行いたいなら、事前に副作用を確認しておくこと、医師に相談することが絶対に必要です。

個人輸入で使用していると安全な発毛・育毛がしにくく、危険な副作用が発生する可能性が高くなってしまいます。

そして、「ミノキシジルタブレット」を使用して少しでも身体に異変を感じた場合には、すぐに使用を中止して医師に相談してください。

早く薄毛をどうにかしたい、と焦る気持ちはよくわかりますが、副作用で重篤な症状が出てしまってからでは他の治療法を試すこともできなくなるかもしれません。

以下の表内で紹介されているクリニックであれば、専門医とのカウンセリングを通してミノキシジルの適切な用法について相談することができます。

まずは自分の健康を第一に考えて、外用薬を使うか内服薬を使うかをよく吟味してみられるようお勧めします。

ミノキシジルM字ハゲ治療症例

[治療内容]ヘアメディカルの発毛治療症例
[治療費用]15000〜32,000円以内(税別)
[副作用]頭皮のかゆみ、性欲減退、肝機能障害などの可能性

 

【ミノキシジル内服薬取扱い病院】
 病院名 場所 プロペシア
1ヶ月分料金
ミノキシジル
1ヶ月分料金
AGAスキンクリニック 全国 初回4200円 14000円〜
(フィナステリド含)
7000円
AGAヘアクリニック 秋葉原 7500円 10000円〜
湘南美容クリニック 全国 初回4200円 12800円〜
(サプリ・フィナステリド含)
6500円
ヘアメディカル 東京・大阪・名古屋・福岡 6500円 27000円〜
(サプリ・フィナステリド含)
イースト駅前クリニック 全国13院 5950円 8200円〜

※ 価格は変動するため最終確認はご自身でお願い致します。
※ 全て税込表示。イースト駅前クリニックは新宿院の値段です。

>ミノキシジルの効果・副作用まとめ<

ミノキシジルの副作用で【かゆみ】が出る原因と対策

ミノキシジルの副作用が出て頭がかゆい男性

「ミノキシジル」は薄毛に悩む方なら誰しも一度は使用を考える成分ですよね。

育毛・発毛効果が日本で唯一、医学的に証明されている成分であることから、様々な育毛剤にも配合されています。

代表的なものだと、大正製薬から販売されている「リアップ」。実際に使用してみたことがある、という方も多いと思います。

ですが、ミノキシジルを配合した育毛剤を使用している方の中には、こんな悩みをお持ちの方もおられるのではないでしょうか。

「ミノキシジル外用薬を使うようになってから、頭がかゆい・・・」

このかゆみがミノキシジルによる副作用なのか、とても気になりますよね。もし重篤な症状につながる副作用だったら、と不安に思うこともあるでしょう。

ミノキシジル外用薬を使用した場合、副作用としてかゆみが出る可能性は確かにあります。

しかし、原因は様々でそれぞれ対処法も異なります。そこで、副作用としてかゆみが出た時はどんな対処をすべきなのかについて詳しく説明していきます。

ミノキシジルの副作用にはかゆみがあるのか?

冒頭でも述べた通り、ミノキシジルは日本で唯一医学的に効果が証明された成分です。

日本皮膚科学会が策定したAGAの診療ガイドラインでも、ミノキシジルを含む外用薬がAGA治療薬として推奨されています。

CMなどで頻繁に目にする大正製薬の「リアップ」やアンファーの「スカルプD」など、有名な発毛剤にミノキシジルが配合されていることも多いのです。

多くの人が愛用している製品に使用されているということは、それだけ高い効果が認められている証拠ですね。

ただ、これらの製品はいずれも「第一類医薬品」に分類されています。

第一類医薬品:

  • 一般用医薬品として使用実績が少ないもの
  • 副作用・飲み合わせなどで安全性上特に注意が必要なもの

「第一類医薬品」には、医薬品の分類の中でも最も取り扱いに注意が必要な製品が該当します。

効果の高い医薬品は同時に副作用にも気をつけなければいけませんし、だからこそしっかりと説明を受けることが義務付けられているのです。

そのため、店頭で「第一類医薬品」を購入したい場合は薬剤師から効果や効能、使用上の注意、副作用などの説明を受けなければいけません。

すでに使用中の方は確認済みだと思いますが、あらためて「リアップ」と「スカルプD」の添付文書にある副作用の説明を引用して確認してみましょう。

いずれの製品の添付文書にも、副作用はこのように記載されています。

ミノキシジルの副作用:

  • 頭皮の発疹・発赤
  • かゆみ
  • かぶれ
  • ふけ
  • 使用部位の熱感
  • 頭痛
  • 気が遠くなる
  • めまい
  • 胸の痛み
  • 心拍が速くなる
  • 原因のわからない急激な体重増加
  • 手足のむくみ

参考:
リアップX5|大正製薬
スカルプD メディカルミノキ5|スカルプD公式サイト|アンファーストア

添付文書に記載されている副作用には確かに「かゆみ」が含まれていますね。

ミノキシジルを含む発毛剤を使った場合、副作用としてかゆみが出る可能性があることは販売元から示唆されているのです。

かゆみはミノキシジル外用薬で最も表れやすい副作用

「リアップ」などのミノキシジル外用薬を使用した場合、いくつかの共通する副作用があることを挙げました。

ミノキシジル外用薬の副作用の中でも、かゆみは最も表れやすい症状といわれています。

ただし、基本的にミノキシジル外用薬を使用することで副作用が出る可能性は副作用全て合わせても10%未満といわれています。

「リアップX5」の製造販売後調査報告書によると、副作用の発生確率は8.82%、大正製薬のホームページに掲載されている副作用発現率は8%です。

副作用の発生確率:

  • ミノキシジル外用薬 ・・・ 10%未満
  • 「リアップX5」 ・・・ 8.82%(製造販売後調査報告書)

そして、副作用が出たとしても命に関わるような重篤な症状になることはほぼありません。

調査報告書に記載された8%のうち、主な副作用として挙げられるのは湿疹2%、毛のう炎2%、接触皮膚炎2%です。添付文書にあるような頭痛や胸の痛みなどが表れる確率は非常に低く、調査報告書ではこれらの症状とミノキシジルとの関連性は認められていません。

かゆみが最も表れやすい副作用といっても、もともと副作用が8%と出にくいミノキシジル外用薬においての話です。実際の発症可能性は非常に低い、といえるでしょう。

参考:

なぜミノキシジルの使用でかゆみが出るのか?

それでは、なぜミノキシジルを配合した育毛剤を使うとかゆみが出るのでしょうか。

どんなに副作用が起こる可能性が低くても、原因や症状の程度がわかっていなければ安心などできませんよね。

それでも、効果の高いミノキシジル外用薬は是非使いたい。そんなジレンマに陥っている皆さんのために、不安を解消していきたいと思います。

副作用にかゆみが出る原因として考えられる理由は、主に「血流改善」「アレルギー」「使用方法と使用頻度」の3つです。それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

ミノキシジル外用薬でかゆみが出る理由①血流改善

少し意外かもしれませんが、ミノキシジルはもともと育毛・発毛を目的として開発された成分ではありません。

1979年、アメリカのアップジョン社によってジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤として開発され、血管を拡張し血圧を下げる「降圧剤」として承認されました。ですが、薬の臨床試験で増毛の副作用が認められたことで、育毛・発毛に効果のある成分として注目を浴びたのです。

Point:

  • ミノキシジルはもともと血圧を下げる薬として開発された「降圧剤」

「副作用」、というと身体に悪い効果ばかりを思い浮かべがちですが、医学的な定義では「本来意図していなかった効果」を副作用と呼びます。

なので、ミノキシジルは言わば嬉しい誤算として見つかった育毛・発毛効果のある成分だったんですね。

そういった経緯があるため、ミノキシジル外用薬を使用した場合には降圧剤としての効果が発揮され血流改善が起こる場合があります。

血流改善による「かゆみ」は育毛・発毛がうまくいっているサイン

血流や血圧、と聞くと少し怖い気もしますが、ミノキシジル外用薬の使用で頭皮がかゆくなるのは良い傾向です。

ミノキシジル外用薬を使用する場合は頭皮に塗ることになりますが、成分は皮膚から吸収され頭皮の血管を拡張させます。ミノキシジルが育毛や発毛に効果的といわれる理由のひとつが、この血管の拡張による毛母細胞の血流改善なのです。

ただ、血流が良くなると身体に痒みを感じることがあります。

これはしもやけになった後に手足を温めるとかゆくなることと同じで、冷えて血行が悪くなった部分が温まって急に血流が良くなるために生じる症状といわれています。

つまり、血流改善によるかゆみは確かに副作用ではあるものの、身体の機能が正常に戻る過程で起こる「好転反応」の一種といえるでしょう。

参考:

痛い、かゆい…冬場の悩み「しもやけ」対策(2010年12月) 一般財団法人茨城県メディカルセンター

ミノキシジル外用薬でかゆみが出る理由②アレルギー

また、血流改善とは別に考えられるかゆみの原因がアレルギーです。

ミノキシジルそのものには、かゆみを発生させるような成分は含まれておらず、アレルギーの元・アレルゲンとなる可能性も低いといわれています。

ですが、「リアップ」をはじめとしたミノキシジル外用薬に配合されている成分はミノキシジルだけではありません。

外用薬をしっかりと頭皮に浸透させるためにはアルコールやグリセリンなどの溶剤が必要で、こうした成分がアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

「リアップX5」であれば、添加物として配合されているブチレングリコール、ジブチルヒドロキシトルエン、リン酸、エタノールです。

こうした添加物でアレルギーを起こしたことがある方は注意が必要です。これまでに薬や化粧品でかゆみや発疹などのアレルギー症状を起こしたことがある方は、使用前に医師か薬剤師に申し出るようにしてください。

「リアップ」や「スカルプD」を使用してアレルギー症状を起こした場合も使用しないように、と添付文書にはしっかりと記載されています。

ミノキシジルに対してアレルギーがなくても、添加物にアレルギーが起こる可能性があることを覚えておきましょう。

参考:

ミノキシジル外用薬でかゆみが出る理由③使用方法と使用頻度

そして、使用時によく注意しなければならないのが添付文書の用法・用量をしっかりと守ることです。

いくら早く効果を出したいからといって、本来定められた使用量よりも多く塗ることや、使用頻度を増やすことはおすすめできません。

大正製薬「リアップ」シリーズの「よくあるご質問」のページにも、回数や使用量を増やしても育毛効果や発毛効果が上がることはない、と明記されています。

逆に、使用方法や使用頻度を守らずに使用するとかえって副作用が発症しやすくなる、と注意喚起されているのです。

「リアップ」などのミノキシジル外用薬は「第一類医薬品」に分類されていますから、使用時には必ず定められた使用方法を守るようにしましょう。

適切な使用量と使用頻度で継続していくことが最も効果が出やすい使い方です。

参考:

よくあるご質問|「リアップ」シリーズ|大正製薬

ミノキシジル外用薬を使用した副作用でかゆみが出た時の対策

ミノキシジル外用薬の副作用としてかゆみがあることは事実で、8%という低い確率ではあっても発症する可能性はあります

万が一副作用が出てしまった場合、最も大切なのは焦らず正しい方法で対処すること。

ミノキシジル外用薬でかゆみが出る原因は主に3つあると説明しましたが、かゆみの原因がどれかによって対策も異なります。

「リアップ」や「スカルプD」の添付文書では、かゆみが出たらすぐに使用を中止して医師か薬剤師に相談することが勧められています。皮膚科やAGA専門医を受診し、相談しながら対策を考えていきましょう。

そもそもの使用方法や使用頻度に問題がある場合は、適切な使い方をすることが大切です。

参考:

血流改善がかゆみの原因である場合

かゆみの原因が血流改善によるものであれば、しばらく使ってみることで身体が慣れ、症状が緩和するケースがあります。

ただし、かゆくて掻きむしったりするのは厳禁です。引っ掻くと皮膚が刺激されてますますかゆくなりますし、爪で頭皮が傷ついて炎症が起こったり、かさぶたができる可能性もあります。

かゆみが我慢できない時は冷たいタオルなどを使って冷やすと症状が緩和されることがありますが、冷やし過ぎると凍傷になる危険があるので注意が必要です。

アレルギーがかゆみの原因である場合

アレルギーが原因となっているようであれば、使い続けることでさらに悪化してしまう可能性が高いです。

ひじの裏など、皮膚の柔らかい部分にミノキシジル外用薬を数滴塗ってパッチテストを行えば自宅でもアレルギーの有無が確認できます。48時間以上経過しても赤くなる、かゆくなるといった症状が出なければ、アレルギーの可能性は低いです。

逆に、赤くなったりかゆくなったりした場合はすぐに皮膚に塗布したミノキシジル外用薬を洗い流すようにしてください。

ミノキシジル外用薬が体質に合わない時は・・・

もし皮膚科やAGA専門医を受診してミノキシジル外用薬を使い続けることが困難、と診断されたら、無理をして使用を継続することは避けるようにしましょう。

かゆみがあるのに我慢して使い続けていたら、炎症がますます悪化して治療ができなくなってしまうかもしれません。

ミノキシジル外用薬である「リアップX5」などの添付文書を見ると、効果を実感するまでには最低でも4ヶ月は継続使用するように、と書かれています。さらに、育毛・発毛効果を維持するためには継続使用が必要であるとも記載があります。

使用を中止すると効果が失われ、頭皮の状態は徐々に元に戻っていってしまうのです。

どうしても薄毛をなんとかしたい、と悩む方にとって、ミノキシジル外用薬の使用を中断するのはとても勇気が要ることだと思います。

しかし、頭皮の状態を悪化させたのでは薄毛治療は進みませんし、薄毛がますます進行するなど逆効果になる可能性すらあるのです。

ミノキシジル外用薬が身体に合わなくても、育毛剤の中にはミノキシジルが配合されていない製品もあります。

苦渋の決断になるでしょうが、副作用に悩みながら使い続けて状態を悪くするよりも様々な選択肢を検討した方が好転することもありますよ。

ミノキシジルでかゆみがひどい時は「アデノシン」を使ってみよう

ミノキシジルが身体に合わない方におすすめしたいのが、「アデノシン」という成分です。

アデノシンの効果が認められてきたのはつい最近のことですが、2017年に発表された日本皮膚科学会の「AGAガイドライン」では推奨度B(行うよう勧める)とされています。ミノキシジルは推奨度A(行うよう強く勧める)なので、ミノキシジルに次ぐ推奨度ということですね。

2010年のAGAガイドラインでは推奨度がまだ低かったアデノシンですが、3つの論文を検証した結果、有効性を示す十分な根拠がある、と判断されました。

それらの論文の中では、AGA患者に対しての改善効果や、ミノキシジルと同等の有用性が示唆されています。

ミノキシジルが身体に合わない方でも、こうして有効な成分が次々と見つかっているのは非常に嬉しいですよね。

アデノシンは資生堂から販売されている「アデノゲン」などの育毛剤に配合されています。

資生堂によれば、発毛促進因子の産生促進、毛根の成長期延長、血行促進などの効果があるとされており、もともと体内に存在する物質であることから高い安全性があることも記載されています。

アデノシンの効果:

  • ミノキシジルと同等の有用性
  • 発毛促進因子の産生促進
  • 毛根の成長期延長
  • 血行促進

医療は日々進歩していますし、今後さらにアデノシンに関する研究が進み、臨床試験が実施されればアデノシンの推奨度もミノキシジルと同じAに上がる日が来るかもしれません。

また、ミノキシジルやアデノシン以外にもっと有効な成分が見つかる可能性もあります。育毛・発毛の可能性は今後さらに広がっていくでしょう。ひとつの方法がうまくいかなくても、薄毛改善には様々な選択肢があります。

最適な治療方法を見つけるためにも、小さな副作用でも見逃さずにしっかりと対処していくことが大切です。

ミノキシジルM字ハゲ治療症例

[治療内容]ヘアメディカルの発毛治療症例
[治療費用]15000〜32,000円以内(税別)
[副作用]頭皮のかゆみ、性欲減退、肝機能障害などの可能性

 

【ミノキシジル取扱い病院】
 病院名 場所 プロペシア
1ヶ月分料金
ミノキシジル外用
1ヶ月分料金
AGAスキンクリニック 全国 初回4200円 14000円〜
7000円
AGAヘアクリニック 秋葉原 7500円 13000円〜
湘南美容クリニック 全国 初回4200円 5832円〜
6500円
ヘアメディカル 東京・大阪・名古屋・福岡 6500円 約15000円〜
イースト駅前クリニック 全国13院 5950円 5500円〜

※ 価格は変動するため確認はご自身でお願い致します。
※ 全て税込表示。

>ミノキシジルの効果・副作用まとめ<

勘違い!?ミノキシジルの副作用に【眠気】はない

ミノキシジルで眠気を催す男性

「ミノキシジルを使い出してから、なんだか最近眠気がひどい・・・」

そんなふうに感じることはありませんか?

ミノキシジルには眠気をもよおす副作用があるのでは…」、と一部の使用者の間で噂されているようです

ミノキシジルは育毛・発毛に高い効果を発揮することで知られますが、朝なかなか起きることができなかったり、仕事中に強い眠気に襲われるのは正直つらいですよね。

ミノキシジルを使用している方や使用を検討している方の中には、副作用で眠気が出るのでは?と不安だったり、すでに眠気を感じている方もおられるかもしれません。

しかし、結論から言いますと、ミノキシジルが眠気を引き起こすようなことは極めて考えにくいと思われます

この記事では、その理由と眠気を解消する方法について、医学的な根拠も交えながら詳しく説明していきます。

ミノキシジルとは?

ミノキシジルは日本で唯一、発毛効果が医学的に証明されている成分です。

この効果は男女ともに有効で、男性の場合は5%、女性の場合は1%の配合量が推奨されています。

日本皮膚科学会が策定したAGAの診療ガイドラインでも、ミノキシジルを含む外用薬がAGA治療薬として推奨されています。

市販のAGA治療薬でもミノキシジルを配合した製品は多く、大正製薬から販売されている「リアップ」やアンファーの「メディカルミノキX5」などが有名です。

発毛剤としてはCMでも頻繁に目にするポピュラーな製品ですし、ドラッグストアでも販売されていますから、すでに使ったことがあるという方も多いかもしれませんね。

ミノキシジルは薄毛に悩む方にとって、最も触れる機会の多い成分といえるかもしれません。

参考:

ミノキシジルに副作用はあるのか?

ミノキシジルに眠気の副作用があるか疑問に感じる人

ただ、、、どうしても気になってしまうのが副作用ですよね。

ミノキシジルの副作用については、全く存在しないわけではありません。

ですが、副作用の種類自体は少なく、一般的には副作用も出にくいといわれています。

最もよく見られる症状はかぶれやかゆみ、発疹などの皮膚に表れるもので、他に可能性があるものとして頭痛や動悸、手足のむくみも含まれます。

使用した方の感想や口コミなどを見てみると、ほとんどが頭皮のかゆみなど皮膚に表れる症状ですね。

こうした副作用の可能性があることは、ミノキシジル配合の「リアップ」販売会社、大正製薬のホームページや添付文書にもきちんと書いてあります。

「リアップ」の「使用上の注意」を確認すると、副作用として表れる可能性がある症状は下記のとおりです。

ミノキシジルの副作用

  • 頭皮の発疹・発赤
  • かゆみ
  • かぶれ
  • ふけ
  • 使用部位の熱感
  • 頭痛
  • 気が遠くなる
  • めまい
  • 胸の痛み
  • 心拍が速くなる
  • 原因のわからない急激な体重増加
  • 手足のむくみ

参考:リアップX5 | 大正製薬

これらの副作用を見て「あれっ?」と思いませんでしたか?

そうなんです、「ミノキシジル」が配合されている「リアップ」には、副作用として書かれている項目に「眠気」は入っていないんですね。

ミノキシジルの安全性は?

ミノキシジルは安全だと認める医師

最初にも説明した通り、ミノキシジルは日本で唯一医学的に発毛効果が認められた成分です。

日本皮膚科学会が策定しているAGAの診療ガイドラインでミノキシジル外用薬が推奨されているのも、医学的に効果が証明されていることは間違いなく大きな理由です。

しかし、使用にあたって重篤な副作用があるような成分はどんなに効果が高くても推奨されたりはしません。

ミノキシジルは高い効果があると同時に、副作用が少なく、安全性が高いこともまた証明されているからこそ推奨なんです。

もしミノキシジルの副作用で眠気をもよおす可能性があるなら、絶対に明記しておかなければいけないですよね。

眠気が強く出る薬を服用して車の運転を行い、眠気に襲われて事故を起こしたケースも多々あります。

そういった命に関わるような副作用があることを記載せずに販売していたら、その製品はすぐ販売中止になってしまうでしょう。

約20年も販売され続けている歴史そのものが、高い安全性の証明といえるんですね。

参考:

リアップX5 | 大正製薬

第一類医薬品とは?

ミノキシジルを配合している「リアップ」は「第一類医薬品」です。

第一類医薬品は、一般用医薬品の中でも使用実績が少ないもの、副作用や飲み合わせなどで安全性に注意が必要なものが分類されます。

一部の解熱鎮痛剤や毛髪剤が該当し、ミノキシジルが含まれる「リアップ」もそのひとつです。

「第一類医薬品」は薬剤師による「薬の安全性に関した情報提供」が義務付けられており、薬剤師から効果や効能、使用上の注意、副作用などの説明を聞かなければ購入ができません

そのため、薬剤師がいる店舗でなければドラッグストアでの購入ができませんし、通販であれば「薬の安全性に関した情報提供」のメールに返信しなければ商品の発送が行われない仕組みになっています。

「そんなに厳重に管理するなんて、やっぱり危険なものなのでは?」と思われるかもしれませんが、これは裏を返せば専門家から説明を聞くことができる、ということでもあります。

もし命に関わるような副作用や、眠気などの副作用があるなら、薬剤師はきちんと説明する義務があるはずですよね。

薬の専門家である薬剤師から直接説明を聞いて、使用方法を守れば安心して使える。これが第一類医薬品なんです。

薬剤師からの説明でも、ミノキシジルの成分で眠気を引き起こす副作用がある、なんて話は一切出てくることはありません

ミノキシジルは外用薬と内服薬で安全性が大きく異なる

ミノキシジルタブレット製品

ただし、ミノキシジルの副作用に関して注意しなければならない点が一つあります。

それはミノキシジルの「外用薬」と「内服薬」の違いです。ここまで説明してきたミノキシジルの効果は外用薬として使用した場合のもので、ミノキシジルの外用推奨度はAGAの診療ガイドラインではA「行うよう強く勧める」です。

一方、ミノキシジルの内服はAGAの診療ガイドライン内で推奨度D、つまり「行うべきでない」治療方法として明記されています。

そもそも、ミノキシジル内服薬であるミノキシジルタブレットは日本で製造・販売が認められていません

海外ではミノキシジルタブレットのような内服薬もありますが、AGAの診療ガイドラインを見ると、有用性に関する臨床試験が実施されていないという記載があります。

つまり、本当に効果があると医学的に証明されているわけではなく、安全性にも根拠がないんです。

同じ「ミノキシジル」であっても、外用薬か内服薬かで効果と安全性が全くことなることは覚えておきましょう。

「内服した方が効果もより高くなるのでは?」と思われるかもしれませんが、内服すると心臓に重篤な副作用が発生する危険性があります。

眠気どころの話ではなくなってしまうので、薄毛治療に使用するなら外用薬をお勧めします。

参考:

ミノキシジルに眠気を引き起こす副作用があると言われる理由は?

結論から言いますと、ミノキシジルの成分と眠気に関連性があるという報告は一切ありません

強いて眠気との関連性を探すとすれば、ミノキシジルにある血圧を下げる作用との関わりです。

ミノキシジルは最初、アメリカのアップジョン社により「ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤」として開発されました。

つまり、ミノキシジルはもともと血管を拡げて血圧を下げる薬として開発されたものなんです。

このことから、「リアップ」の添付文書には「高血圧の人、低血圧の人」は使用前に医師、または薬剤師に相談するよう記載されています。

低血圧だと血流が弱くなり、脳の血液が不足しがちになることで眠気を感じることがあるといわれているため、もともと低血圧の方がミノキシジル外用薬を使用すると眠気が起こりやすい可能性は確かにあります。

ただし、これまでにミノキシジルを外用して血圧低下が起こった、という報告はありません

眠気をもよおす原因になるとされる血圧の低下、それ自体が限りなく低い可能性なんですね。

参考:

Br J Clin Pharmacol. 1988 Oct;26(4):481-5.Topical minoxidil: cardiac effects in bald man.

ミノキシジルを使い始めてから眠いと感じる場合は?

こう感じると、どうしても眠気の原因をミノキシジルに向けてしまう気持ちもわかります。

しかし、眠気はまず睡眠時間や睡眠の質などの生活習慣から見直すことが大切です。

眠気の原因として考えられるのは、主に睡眠不足やストレスです。

一般的に必要な睡眠時間は厚生労働省のデータで10代前半まで8時間以上、25歳で7時間、45歳で6時間半、65歳で6時間となっています。

日常的な睡眠不足や、平日と休日の睡眠時間に2時間以上の差があると日中に眠気が起こりやすくなります。

また、睡眠時間を十分に確保していたとしても、身体の疲労が溜まった状態だと眠気も強くなります。

疲れやストレスを溜めないようにすること、十分な睡眠時間を取ることを意識した生活を送りましょう。

参考:

健康づくりのための睡眠指針2014-厚生労働省

睡眠障害の可能性

睡眠障害の女性が困っている

睡眠不足やストレスに心当たりがないにも関わらず日中強い眠気に襲われるようなら、睡眠障害の可能性も考えられます。

発作が起こるように眠気が襲ってくる「中枢性過眠症」という病気のうち、特に強烈な眠気に襲われるのが「ナルコレプシー」です。日本人の有病率は0.16%といわれていますが、ナルコレプシーによる眠気は薬を服用することである程度のコントロールが可能です。

睡眠障害の可能性がある場合、神経科や精神科、心療内科を受診しましょう。

参考:

まとめ

今回の記事では、ミノキシジルの副作用には眠気が含まれていないことを解説してきました

ミノキシジルを使うことで眠くなってしまうかも?と心配されている方は、どうぞ安心して使用してください。

薄毛は壮年の男性だけでなく、20代の男性、さらには女性であっても悩む問題です。

特に、女性は妊娠への影響から内服薬の使用ができないケースもあるので、ミノキシジルは貴重な選択肢と言えますよね。

深く悩まれている方であればあるほど、男女ともミノキシジル外用薬の使用をおすすめできます。

ただ、眠気の可能性は限りなく低いとは言え、かぶれやかゆみなどの皮膚症状が起こる可能性は0ではありません。

また、体質によって医薬品の合う・合わないは必ずあります。何らかの副作用が出た場合は、すぐに使用を中止して医師に診てもらうようにしてください。

もしミノキシジルが身体に合わなくて副作用が出てしまっても、ミノキシジル以外にも医学的根拠がある育毛剤は他にも存在します。

後退し始めた生え際でも、継続して育毛に取り組むことで効果が出た事例はたくさんありますので、諦めずに育毛を行っていきましょう。

 

>ミノキシジルの効果・副作用まとめ<